南足柄市商工会(笠井進会長)の創立50周年を祝う式典が22日、同市生駒の中部公民館で開かれ、地元選出の国県市の議員や市長、町長、国県などの関係機関、県内各商工会の会長らおよそ100人が出席した。
この日は50周年を記念して商工会が初めて主催した「あしがら山車まつり」の開催を予定していたが台風21号による風雨で中止となった。この催しは山車を保存する地域自治会や保存会などの協力を得て商工会が開催準備を進めていた。
式典であいさつした笠井会長は「足柄の歴史文化やライフスタイルを発信して、観光交流を促進することで地域産業にも好影響を及ぼす」と述べ、「未来のためになにができるか何をするべきか、南足柄市がどこへ向かうかを考え山車まつりを企画した。今後も市民と商工会が一致団結して活動できるような取り組みを続け、地域経済発展のために努力していきたい」と抱負を述べていた。
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