町内を練り歩く参加者＝山北町役場付近
山北町で14日に新春の風物詩、道祖神祭りが行われた。子どもから大人までが参加し、各地域から華やかに飾り付けられた神輿３基と花車６台を巡行した。
この祭りは準備や警備など、すべてを地域の人が担っている。花車の中で子どもたちが笛や太鼓で町指定の無形文化財「川村囃子」を演奏する。山北駅前を起着点に、町内を約５時間かけて練り歩いた。
約１カ月半かけて花車に飾る紙の花の製作など当日に向けて準備を進めてきたという瀬戸正伊さん（69）は「準備は大変だったけれど、当日は皆で一緒に歩き、達成感があって良かった」と振り返った。
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