今年度に開校40年目を迎えた南足柄市立向田小学校（藤澤恭子校長・児童数４０９人）が１月30日、神奈川フィルハーモニー管弦楽団（横浜市中区元浜町）を学校へ招き、芸術鑑賞会を開いた。
昨年、神奈川フィルハーモニー管弦楽団が県内の小学校を訪問して音楽教育を行う「子どもたちの音楽芸術体験事業」に同校が応募。選考の結果、事業の実施校に選ばれた。
この日は約70人の楽団が体育館を舞台にビゼーの歌劇『カルメン』前奏曲などを披露。モーツァルトの『おもちゃの交響曲』から第２楽章、エルガーの『威風堂々第１番』では、児童がカスタネットやリコーダー、ピアニカなどで演奏に参加。プロと共演した＝写真。
40周年を記念して児童らが作詞作曲した合唱曲『笑顔の丘』を管弦楽団が演奏し、生演奏をバックに子どもたちが合唱した。
藤澤校長は「楽器の演奏を生で聞きオーケストラと共演して音楽の楽しさを感じたのでは」と話していた。
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