山北町の幼保連携型認定こども園、やまきたこども園(瀬戸智鶴子園長・127人)の御殿場線側にあるわかば園舎(旧わかば保育園)の外壁が、町のキャラクター「でごにぃ」やSLなど、山北町ならではのアートペイントに生まれ変わり、2月28日に式典が行われた。
絵を描いたのは外壁・屋根塗装会社「ユーコーコミュニティー」(阿部真紀社長・厚木市旭町)。同社は2016年に山北町が取り組む企業誘致を活用して、町内に研修施設を所有している。わかば園舎の外壁が劣化していたことから同社が塗り替えることになった。
デザインを担当したのは同社の女性社員で横浜美大卒の塗装職人、岡本美日(はるひ)さん(26)。町役場からのリクエスト「鉄道のまち」をイメージし、1月から4月入社予定の内定者と作業を進めて2月末に完成させた。「無邪気」などの花言葉を持つフリージアも描き、園児の健やかな成長を願った。
建物が線路側の道路に面していることを利用し、春に行われる桜まつりなどの観光客向けに撮影スポットを作る工夫もした。
式典には湯川裕司町長、府川輝夫議長、同社の社員、こども園の年長児らが参加。湯川町長から阿部社長に感謝状が贈られた。湯川町長は「若い方の感性で町を元気にしてもらえたら嬉しい」と話した。
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