大井町と秦野市を結ぶ県道708号の「篠窪バイパス」が3月10日午後に開通し、神奈川県や両市町、協力地権者、地元関係者など約300人が出席し、着工から20年に及んだバイパスの完成を祝った。
来賓で挨拶した浅羽義里県副知事は「県西地域の発展につながる道路」と述べ、先ごろ就任した高橋昌和秦野市長は「地域の利便性向上や観光振興に寄与するもの」と話し、大井町の間宮恒行町長は「秦野と大井の道路ネットワークが強化され、整備が進む未病対策拠点施設へのアクセスも容易になる」とバイパスが果たす役割への期待を述べた。
来賓には地元代議士や足柄上地区の首長、両市町の県議、市議、町議らも出席し、大井町の藤澤龍雄さん家族が渡り初めの大役を務めた。
開通した篠窪バイパスは大井町篠窪の「篠窪隧道」から150メートルほど秦野市寄りの地点から、秦野市渋沢の「峠隧道」から約1・2キロ大井町側にかけての全長900メートルで整備された。区間には高さ約40メートル全長約180メートルの「篠窪大橋」も建設された。秦野市側の国道246号線「曲松交差点」から大井町山田の「篠窪入口」まで、車では8分ほどで通過できるため4月末に開業する「未病バレーBIOTOPIA」への誘客にも効果が期待できそう。
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