小田原市内で3日、「小田原城下町かるた選手権大会」が開かれ、市内外から32チーム96人が参加。開成町の文命中1年で、昨年夏の全国大会で4位に入った美濃島由智くんも参加した。小田原市で活動する「小田原かささぎ会」(神保貴史会長)が主催。一般社団法人全日本かるた協会が後援した。通常の競技大会とは異なり自由なメンバー構成で参加者を募り、初めて大会が開催された。かささぎ会の神保会長は「15年来の夢が現実となった」と話していた。
競技は3人1組の団体戦で3回戦総当たりのリーグ戦を8ブロックで行った。
読み手が札詠みを始めると会場は静まり返り緊張感あふれる空気に。決まり字にかかると勢いよく札が払われ、白熱した勝負が繰り広げられた=撮影禁止の為写真は練習時。開成町の美濃島くんは「試合が進むごとに声が出せて3試合目は全員が勝てた。また、このメンバーで一緒に試合がしたい」と話していた。
きょう3月17日は映画『ちはやふる〜結び〜』が公開される。競技かるたを題材にした映画の影響で、かるたを始める子どもが増えているという。
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