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足柄版 公開:2018年3月17日 エリアトップへ

山北町で野外保育を行うグループの代表を務める 岡田 明日美さん 山北町山北在住 38歳

公開:2018年3月17日

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子育ては皆で楽しく

 ○…山北の自然の中で未就園児の野外保育をする親子グループ「森のようちえんおひさま」を2015年に友人3人と立ち上げた。週2回の活動では山北だけでなく、南足柄や開成など近隣からも参加がある。取材当日はちょうど活動日。20組が集まり、会場内は歌あそびやクレープ作りをする親子の笑い声であふれていた。「今しかできない子育て期をみんなで楽しみ、子どもの成長を喜び合える。そんな場所を作りたかった」と目を細める。

 ○…小山町生まれ。三姉妹の長女。近所の友だちと毎日のように外で遊んだ。雨上がりの日は全身泥だらけになったことも。「おおらかに育ててもらった。今の活動の原点かも」。小学校入学時に山北町の岸地区に引っ越した。保育園に通っていたときから保育士に憧れ、短大で保育士資格等を取得した。卒業後は保育園と、発達障害児の通園施設に勤務した。27歳のときに結婚して平塚で暮らしていたが、4年前に「自分の育った山北で野外保育をしたい」と山北に戻ってきた。

 ○…3人の子どもを持つママ。昨年5月に男の子を出産すると、小2の長男は布団の準備、年中さんの長女は食器を洗うなど、家事を手伝ってくれるようになった。夫も活動を応援してくれ、「家族に感謝している」。休日は家族そろってキャンプや大野山への登山などアクティブに過ごすのがお決まりのコース。「忙しいけれど充実した毎日」という。

 ○…おひさまの活動4年目を迎えた今年、旧共和小を拠点に活動当初からの目標だった預かり保育をスタートする。これまでに出会った地域の人の協力で実現できたという。「山北だからこそできる、思い切った遊びをしたい。子どもたちがのびのびと過ごせる場所になれば」と話す。もう少し先の夢は「おばあちゃんになったら絵本カフェを作って、ママがホッとできる場所を作りたい」とこっそり教えてくれた。

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