開成町の小澤均副町長(62)が3月末までに退任することが分かった。3月22日に府川裕一町長が小澤氏に「年度内の退任」を促し、小澤氏の求めに応じた町長が翌23日に町議会全員協議会で副町長の退任を報告した。小澤氏が辞職願を提出する見通し=3月28日起稿。
複数の関係者よると、昨年春ごろから庁内での会話が目立って減り始めた。「2人の関係悪化は周知の事実。職員が気の毒だった」と話す議会関係者もいる。
小澤氏は78年に開成町に入庁。行政推進部長を経て07年3月に助役(同年4月〜副町長)に選任され、元職の辞職に伴う11年の町長選挙で初当選した府川町長のもとでも副町長に起用され、町長と共に、老朽化した役場庁舎の建て替えに道筋をつけた。小澤氏は現在3期目の途中で19年3月まで任期を残している。
本紙の取材に府川町長は「信頼関係が再構築できないまま新年度を迎えることはどうしてもできなかった。直前まで対応に苦慮したがやむを得ず判断した」としている。後任は未定という。
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