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木彫家蘭二朗さん アンコールワットで創作  活動の場、世界へ

文化

掲載号:2018年4月7日号

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4人の仲間と作品(左下が蘭さん・本人提供)
4人の仲間と作品(左下が蘭さん・本人提供)

 3月21日から25日にカンボジアのアンコールワットで開催された「2018国際森林デー」に、山北町の木彫家、蘭二朗さん(42)が参加した。移住から10年、蘭さんは活動の場を海外にも広げている。

 国際森林デー(3月21日)は国連総会が2012年に創設した、森林や樹木に対する意識を高める記念日。これまでタンザニアや中国、トルコ、ネパール、アメリカで啓発イベントが開かれ、今年はアンコールワットがその開催地となった。

 チェンソーアート関係者の勧めで「カービングショー」に参加した蘭さんは、「LIFE」をテーマに中国、韓国、台湾の作家と4人で創作に取り組んだ。高さ2メートル、幅1・2メートルのクルミ材に「子どもに愛情を注ぐ慈母観音が子どもから愛情を受ける姿」を彫り「生きている証」を表現した。

 蘭さんが参加したカービングショーには71カ国112人が腕前を披露。持ち込んだチェンソーとノミを駆使するスタイルで存在感を放ち、主催者が選考する「9人の作家」にも選ばれ、9人で1台のベンチを作る「栄誉」にも浴した。

 蘭さんは「貴重な経験だった。2020年は日本で開催されるのでまた機会があれば参加したい。今後も海外での経験を積みたい」と話していた。

移住から10年

 2008年夏に東京から山北町に移住して創作活動を続けている蘭さんは、山北町で家庭を築き4人の子どもを授かった。

 細密な作業にも及ぶ木彫に「じゃじゃ馬」というチェンソーを用いるスタイルで活動。4年前からは活動の場を海外に求めるようになった。今年は6月にアメリカ、7月にはイタリアに渡り技術に磨きをかけるという。

作家9人で作ったベンチ
作家9人で作ったベンチ

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