大井町議会議長の小田眞一氏(64)=4期と同町議の諸星光浩氏(57)=2期が、今年12月21日の任期満了に伴い実施予定の大井町長選挙への立候補に向けて調整に入っていることが取材で分かった=4月18日起稿。
年末の大井町長選挙は、現職の間宮恒行氏(69)=5期の進退表明を待たずに、町議2人が先行して論陣を張る展開になりそうだ。
小田氏と諸星氏の名前は年明けの1月頃からささやかれ始め、町内に広まりつつある。そうしたなか本紙では4月11日に小田氏と諸星氏、13日に間宮氏を取材した。
小田氏は「立候補に向けて準備している」と明言し、議長の慣例任期が満了する今年9月を待ち議員辞職する考えも明らかにした。同氏の後援会が4月21日に集会を開き陣営固めを本格化させる。
諸星氏は前回町長選と同時実施の町議補選で初当選し16年に再選した。取材には「立候補を検討している」としたが、小田氏の地元との近接を懸念する声もあるといい、慎重な姿勢を示している。
現職の間宮氏は「後援会の役員や知人から続投を求める声もある」と2人の動きをけん制した。「変な争いにはしたくない」と述べ、仮に引退する場合でも後継指名には否定的な考えを示した。
本紙発行地域では7月3日告示・8日投開票で山北町長選がある。これまで現職以外に出馬表明している人はいない。
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