国際社会奉仕団体の足柄ロータリークラブ(山本研一会長・会員33人)が20日、南足柄市内で開催した例会で同市内の小学校3校に図書購入費を寄付した。飯山敏明教育長と3校の校長が贈呈式に出席した。
足柄ロータリークラブでは2014年から学校図書への寄付活動に取り組み、15年には東日本大震災の関連書籍を足柄上地区の各校に寄贈。16年から毎年3校に寄付を行っている。この日は南足柄市の岩原小学校(遠藤悟校長)、向田小学校(藤澤恭子校長)、北足柄小学校(木村元彦校長)の3校に購入費としてそれぞれ現金5万円を贈った。
山本会長は小学生の読書事情に触れた新聞記事を紹介し「読書への興味を高めるための一助となれば」と話し、飯山教育長は「読書は学問の手段で、学問は何かを達成するための方法でもある。読書の大切さを伝え、子どもたちが前向きに育つよう取り組んでいきたい」と謝意を述べた。
足柄ロータリークラブは、2020年で創立30年を迎える。実業家らによる国際組織の「ロータリークラブ」は1905年に米国シカゴで設立され、世界で3万5千クラブ、120万人の会員がいる。国内には16年8月現在2274クラブがあり8万9302人の会員がいる。
入会や活動の問い合わせは事務局(大井町西大井)【電話】0465・44・4240へ。
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