JR東海の御殿場線沿線8自治体の有志議会議員でつくる「国府津〜御殿場間で交通系ICカードの利用を促進する議員連盟」が27日、山北町で定期総会を開き、2017年度に実施し他沿線調査の報告や18年度に取り組むことなどを決めた。
同議連は昨年4月に会員62人で設立。現在は73人の会員がいる。山北町議の渡辺良孝氏が代表を務め、JR東海と同東日本への要望や沿線での現地調査、課題研究、路線の活用や交通系ICカードの利用促進などに取り組んできた。
利用促進も
そうしたなか昨年7月にJR東海が、御殿場線で電子化が遅れていた「足柄駅」から「下曽我駅」の9駅間で2019年春をめどに、JR東海が発行する電子決済カード「TOICA」を導入する計画を発表した。
今後はJR東日本と東海の双方が乗り入れる「国府津駅」の乗換時に必要なICカードの精算処理や東日本発行の「Suica」と東海発行の「TOICA」の統一などに課題が残る。
議連の渡辺代表は「利便性において同じ課題を抱える熱海駅近隣などとも連携して要望活動を展開し、電車やICカードの利用促進にも取り組みたい」としている。
この日は山北町議会の有志議員らが沿線全駅を訪ねて編集した啓発プレゼンテーションを披露。「御殿場線を利用してほしい」などと呼びかけた。
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