大井町が19日、酒匂川左岸や付近の田園地域で自然観察と田んぼ体験を行うイベント「せせらぎ自然観察ウォーキング・田んぼ体験」を開き町内外から59人が参加した。
このイベントは自然や食を通して町の魅力を伝えようと5年前に始まった。今年は横浜市や藤沢市などおよそ8割が町外からの参加者だった。
大井町にやってきた参加者は、おおい自然園の一寸木肇園長らの解説を聞きながら酒匂川左岸およそ2キロを歩いたほか、足柄紫水大橋の近くにある田んぼで田植え作業を体験。金手在住の酒井克巳さん(73)の指導のもと、2017年度産食味ランキングで「特A」を獲得した県産の地元品種「はるみ」を植えた。
柳地区のJA女性部有志のYSJの会がしし鍋を振る舞い、地域交流も楽しんだ。小田原市から小学5年生の子どもと参加した女性は「3年前にも参加し、またやりたいと子どもと話していた。収穫が楽しみ」と話していた。主催した大井町地域振興課は「今回は家族連れの参加者が多かった。イベントをきっかけに町に住みたいと思ってもらえれば」と話していた。
菖蒲見ごろに
足柄紫水大橋近くにある大井町せせらぎの郷「花菖蒲園」では例年より2週間ほど早く菖蒲が開花した=写真。5月下旬から6月上旬が見ごろ。
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