今年3月に続き6月定例会でも道の駅整備予算を審議した南足柄市議会は2常任委員会による連合審査を18日に開き、予算削除の修正案を可決した21日の本会議では4氏が討論に立つなど議論を深めた。
連合審査会
18日の連合審査会は総務福祉常任委員会の星崎健次委員長の呼びかけで開催された。採決はせず、市側への質疑と議員間の討議が行われた。
審査会の冒頭で加藤市長は、国の地方創生と県による県西地域活性プロジェクトとの「緊密な連携」を強調し、地域と圏域活性化に理解を求め、これらに対して議会側の質疑が約7時間続いた。
質疑後の討議では加藤洋一、和田洋一、高田三郎、池田真一、安藤進、保田建一郎、高木吉勝、臼井忠欣の8氏がそれぞれ見解を示した。
臼井氏は「南足柄市は常に少し足りない。野球場の両翼が足りず高校野球も来ない、文化会館は大ホールの席数が足りずメジャーなアーティストが来ない」と指摘した。
本会議の討論
21日の採決前には滝本妙子氏と高田三郎の両氏が反対の立場から、高木吉勝、池田真一の両氏が賛成の立場から討論に立ち賛同を求めた。
滝本氏は「行革を断行し、生み出した財源で予算化するべき」、高田氏は「農地転用の手続きをやめたことと建設費増加に納得できない」とした。
高木氏は「2020年までの国と県の動き、さらに南箱道路開通を控える今が好機」、池田氏は「賑わい創出に取り組む5町との連携も大事にするべき」などと述べた。
本会議の討論は南足柄市議会ホームページで録画中継を公開している。
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