学童保育所に通う児童たちにスマートフォンやタブレット使用時の注意を呼びかける「サイバー防犯教室」が7月に南足柄市内の4カ所で催された。松田警察署などが実施したもので、足柄高校放送部(坂本観菜部長、6人)が協力した。
南足柄小学校の体育館を会場に7月27日に開かれた教室では、みなみあしがら学童保育所の67人が参加。10グループに分かれて自己紹介やゲームをした後に、放送部員たちがモニターに映し出された絵に合わせて読み合わせをした。内容は、女の子が母親のスマホを借りて使った際に課金発生詐欺に遭いそうになったことや会話アプリで誤解が生じたことなど。
登場人物を部員らが声で表現することで、わかりやすく臨場感のあるものになった。途中、高校生から児童に「皆さんだったらどうする?」などの問いかけもあり、会場が一体になって考えた。終了後にはグル―プごとに討議をして発表した。
保育所の担当者は「高学年になるとスマホを持つ機会が増える。事前にこのように危険を知ることは大切」と話した。
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