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足柄版 公開:2018年8月18日 エリアトップへ

南足柄市飲食店組合の組合長を務めている 満本 充 さん 南足柄市岩原 増田屋店主 68歳

公開:2018年8月18日

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「美味しかった」のひと言が喜び

 ○…南足柄市飲食店組合の会員は現在60人。10年ほど前から副組合長、会計、今年2月から組合長を務めている。組合のモットーには「私たちは食中毒予防に努めます―」と掲げている。8月8日には2人の副組合長とともに市の広報車で市内を巡回し、食品衛生と食中毒の予防を市民に呼びかけるキャンペーン活動をした。

 ○…足柄エリアでは昨年、食中毒は1件もなかった、と真剣な顔つきで話す。食中毒予防は飲食店だけでなく市民各自の食品の鮮度や衛生に対しての意識が重要だとも考えている。組合では各飲食店の衛生管理責任者向けに保健所に依頼し毎年講習会を開く。組合長としての思いは、過疎が進む中での地域の活性化に及び「行政と商工会とで知恵を出し合って意思疎通を深め、皆が参加できる組合をめざすこと」と語る。

 ○…1950年福井県今立郡に生まれた。中学を卒業すると7歳年上の兄の足跡を追い、東京に本店がある蕎麦店に就職した。そこで8年間、さらに兄が綾瀬市で開業していた店で12年勤めた。35歳で本店から「のれん分け」を許された。師匠である兄の勧めで南足柄市岩原に店を開いた。関東に150以上ある同じのれんの店の中で“故郷福井に一番近い”店、そう話す表情はにこやかだ。創業32年。店主として「美味しいと言って食べてもらえることが何よりの喜び」とも。後継者として息子が力強い存在だ。

 ○…人生で最も大事にしていることは「人と人のつながり」。自治会の同期役員たちのグループとの2カ月に一度の飲み会は欠かせない。ゴルフ歴は長く、今でも仲間とラウンドを楽しんでいる。鮎釣りはひとりがいい、らしい。亡き兄が見つけてくれた奥さんは「気さくな人」と照れた。

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