今年6月の大阪府北部地震でブロック塀が倒壊して女子児童が死亡した事故を受けて、南足柄市建設業協同組合(鈴木辰二理事長)が9日、市民向けのブロック塀無料点検事業を開始した。9日午前に組合の役員5人が市役所を訪れ、今後、市と連携して点検事業に取り組むことを確認し、加藤修平市長らと意見交換した。
女児の死亡事故を受けて組合では「市内にも同じような危険箇所があるのではないか」という声が高まり、組合としてできることの検討を始めた。市とも相談するなかで、市に寄せられた問い合わせに対して組合として無料で点検することで調整が進んだ。
9日に始まった無料点検サービスでは、市都市計画課(【電話】0465・73・8058)に申し込みがあった際に、市から組合に連絡が入り、組合から依頼者に連絡して国家資格取得者を無料で派遣する。
目視のほか鉄筋探査機を使ってブロック塀の内部構造も調べるという。
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