認知症予防運動の「コグニサイズ」を毎週1回、3カ月間続ける認知症予防教室が10日、松田町の町屋地区で始まった。8月10日の説明会に出席した15人が集中プログラムを開始した。
コグニサイズは国立長寿医療研究センターが開発した軽運動。運動と計算、しりとりなどを組み合わせ脳の働きを活性化させ、認知機能の低下を抑制する効果があるとされている。松田町では昨年、谷戸地区で同様の予防教室を開催。取り組み前と後の参加者の握力・歩行速度・脳の状態が平均的に改善されたことから、さらなる普及に意欲をみせている。
初日となったこの日は女性12人と男性3人が参加。「もの忘れが気になる」という70代の女性は「効果が楽しみ」と話し笑顔でプログラムに取り組んだ。この予防教室は宿題も出るため、自宅での継続した取り組みが可能。主催する町は、参加者の中から講師が出てくるようサポーターの養成にも取り組んでいる、(問)松田町福祉課【電話】0465・83・1226。
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