南足柄市教育委員会は20日、文命堤築堤時関係資料(5基・1体)を市指定有形文化財に指定した。
文命堤は山北町との境にある。左岸の山北町側にある岩流瀬堤は西堤、南足柄市側の右岸にある大口堤は東堤とされ、富士山宝永噴火後の1723年に江戸幕府8代将軍徳川吉宗の命で田中丘隅が整備に着手。3年後に復旧工事が完成した。
これらの治水の歴史を後世に伝える歴史資料として、福沢神社の境内や周辺にある【1】文命宮祀、【2】水鉢、【3】文命大明神御寶前、【4】文命東堤前碑、【5】文命東堤後碑、【6】大口川丈地蔵尊―を一括指定した。
市は今後、周囲に案内板を設置する予定。
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