足柄版 掲載号:2018年10月6日号
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10月7日「お山のジャズコンサート」を開く松田ジャズ同好会の代表を務める 吉崎 重人さん 松田町寄在住 65歳

人生「レフト・アローン」で

 ○…音楽が認知症予防に良いからと役場の福祉課から請われ、8月に松田町の「認知症予防イベント」でサキソフォンのソロ演奏をした。きっかけは町の民生委員をしている奥さんが背中を押したこと。続いて9月に寄中学校の最後の文化祭に、松田ジャズ同好会の仲間と出演。そしてあす7日、代表を務める松田ジャズ同好会で「お山のジャズコンサート」を松田町子どもの館で開く。

 ○…MJC―松田ジャズ同好会は、5年前に町の成人講座、ジャズ講座で出会った仲間で生まれたジャズ好きの集まり。始めは3人だったが、今では、ピアノ3人、ベース、ドラム、トランペット、ボーカル、サキソフォンの8人で活動中。「さほど上手くないけれど、和をもって続けたい」「人前での演奏は緊張するが、練習意欲は湧くので」と控えめ、静かな話し方だ。

 ○…1953年北海道生まれ。高校卒業後上京し、水道管メーカーに勤めた。20歳の時からダンススタジオでサックスを吹き始めた。やがてジャズスタジオで演奏、そして30歳から42歳までジャズ喫茶にどっぷり。ブランクを経て、60歳で再開したのだそうだ。ずっと同じだという1本のテナーサックスは人生の相棒のようだ。

 ○…60歳で定年退職し以来、自由人。子どもの勉強部屋だった一坪余の「山小屋風離れ部屋」を書斎兼練習室にして、大好きなジャズを聴き、気兼ねなくサキソフォンを吹くのがルーティン。「サキソフォンは人の声に近い魅力ある楽器」とぞっこん。好きな演奏家はデクスターゴードン、楽曲はレフト・アローンなどバラード風な感じが好み、という。冬になると車にシュラフを載せて「ひとりスキー」を楽しむ。シャイで寡黙で長身。テナーサックス、そしてスキーがとても似合いそう。

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