大井町議会(細田勝治議長)の第4回定例会の最終日の11月21日、本会議場で行われた議案採決などの後に間宮恒行町長が議員の前で挨拶した。
12月9日投開票の町長選への不出馬を表明している間宮氏は、冒頭に「議会や町民、県や国など関連する機関の皆さんにおお世話になった」と感謝を述べた。町長に就任してから20年という節目を迎え、年齢も50歳から70歳になったこと、また年号も来年変わることなどを挙げて“ちょうどいいのではないか”と決断に至った理由を説明した。
間宮氏は1998年12月に「ヘルシータウン大井」を掲げ、町長に就任した。20年間を顧みて、町総合計画や消防の広域化、第一生命の撤退、酒匂循環道路、紫水大橋、
篠窪大橋開通等を振り返った。また県町村会長として取り組んだいくつかの事例などにも触れた。
「就任時はバブルが破綻し財政的に厳しいときだった。いま財政健全化比率はいい数値を示している。介護保険料も県下で3番目ぐらいの安い水準にある」と説明し、「自分自身に及第点を与えていいという思い。恵まれていた。心からお礼を申し上げたい」と結んだ。
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