山北町の清水地区で建設が進む新東名高速道路の工事現場で11月28日、三保小学校(飯田佳寿枝校長)の全校児童16人と教職員、石田浩二教育長らが橋やトンネルの工事を見学した。
新東名は愛知県豊田市から海老名市内に至る約270Kmの高速道路で2021年3月までの完成を目標に各区間で工事が進んでいる。10・8Kmの山北町では主に湯触トンネルや河内川橋、谷ヶ山トンネルが建設されている。清水地区には河内川ふれあいビレッジ内に今年4月、山北PR館がオープンし8カ月間で約1400人が訪れている。
三保小の児童はまず、このPR館で河内川橋ができるまでの様子をジオラマや3D(立体)映像、VR(仮想現実)などで工事の進み方や完成時の様子、上空から見た橋や道路の様子などを学んだ。
PR館から1Kmほど離れた谷ヶ山トンネル(全長約2・8Km※神奈川県側約1・2Km)の掘削現場ではダイナマイトで岩を砕く発破作業による掘削工事を見学。地面から伝わる振動や音に歓声を上げていた。
飯田佳寿枝校長は「完成した高速道路を通るときに今日の事を思い出してくれると思う。郷土愛にも繋がる貴重な見学になった」と手ごたえを感じていた。町教委会では他校にも見学の機会を設けたい、としている。
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