南足柄市が1日、市内にある箱根ジオサイトを巡る見学会を開き、市内外から17人が参加。南足柄ジオガイドの会(植田勇次会長)のメンバー4人がガイドをつとめた。
ジオパークは、地球活動の遺産を主な見どころとする世界各地の自然の公園で国内44地域にある。このうち洞爺湖有珠山(北海道)や伊豆半島など9地域が世界ジオに登録されている。
小田原市と箱根町、真鶴町、湯河原町の6エリアで構成される箱根ジオパークは、2012年に日本ジオパーク委員会に認定された。17年に追加認定された南足柄市には【1】足柄峠と足柄道【2】矢倉岳【3】夕日の滝【4】蛤沢周辺【5】文命堤【6】最乗寺と杉林【7】清左衛門地獄池【8】御嶽神社と矢佐芝石丁場―の8カ所のジオサイトがある。
この日はそのうち足柄峠方面をバスで巡り、山北町と接する酒匂川では、富士火山の噴火や箱根火山から押し寄せた火砕流により堆積した地層が露頭する千貫岩を見学した。
南足柄ジオガイドの会ではガイドと巡るツアーの申し込みを受け付けている。問い合わせは市企画課内にあるガイドの会事務局【電話】0465・73・8001へ。
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