国連で2015年に採択され、政府や県などが普及に力を入れる「SDGs(エスディージーズ)」の理解を深める体験講座が1日、岡本コミュニティセンターで開催され、市民ら30人が参加した。
南足柄市と富士ゼロックスが共催した。
SDGsは世界が抱える貧困や気候変動、不平等などの問題を2030年までに解決するために必要な17の目標。それぞれの目標に169のターゲットがあり、自治体や地域社会、企業で応用されつつある。
カードゲームでは、参加者がグループをつくり「化石燃料の利用廃止」や「社会保障の維持」「教育の無償化」などのミッションに取り組んだ。実現に必要な意志や金、時間を交換し、刻々と変わる経済、環境、社会の3分野の成長をにらみながら達成を目指したり、協力し合ったりした。参加者は「世界は繋がっている」ことや「自分が起点になれる」「目標の見える化で行動が変わる」ことなどを再認識していた。
南足柄市では富士ゼロックスがコーディネータを担い、今後、県西地域全体を見据えた「SDGs実践の場」とするための仕組みづくりを進めることにしている。
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