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山北町議会 定数減請願を不採択 「議員だけの議論、深く反省」も

政治

掲載号:2018年12月15日号

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特別委員会で意見陳述する高橋さん(左)
特別委員会で意見陳述する高橋さん(左)

 山北町議会の12月定例会に、同議会では初めてとなる議員定数削減などを求める請願が提出された。議会は12月6日の特別委員会の審査と、10日の本会議の審議でいずれも「不採択」とした。

 議会は2017年6月から全13回の議員間協議を重ね、今年8月に現行の議員定数14を維持する方針を固めた。今年9月定例会で一部の議員が定数2減を求める削減案を発議したが、賛成少数で否決された。

 9月定例会を前に山北町山北の高橋庸祐さん(71)を代表とする「山北町議会議員定数2名削減と2期8年の無投票を許さない会」が定数減と選挙の実施を求める署名活動を展開。8月の2週間で127筆の署名を集め議会に陳情を提出した。

 定例会への提出期限が過ぎていたためこの陳情は受理されなかったが、その後306筆の署名を添え、原憲司町議(2期)を紹介議員とする請願を11月12日に提出した。

 請願を受けた議会は、議長を除く13人で12月6日に特別委員会を開いた。20人ほどが傍聴するなかで請願者の高橋さんが意見陳述し「通信技術なども向上している。議会の総意で削減するべき」などと訴えた。

 定数減と町議選の実施を求める請願には「署名した人の中から立候補者が出れば選挙になる」とする指摘があったほか、紹介議員には「議会の仕組みを指導したか」「議会の本質が分かっていない」との批判も噴出した。

 一方で「議会だけで定数の議論をしてきたことは深く反省する」「10年連続で町税が減少している。そろそろ決断の時期」とする議員もいた。

 高橋さんは「不採択は残念だったが請願を出したことで議員の生の声が聞けた」と振り返った。

 議会では今年4月に町内6か所を巡り町民と意見を交わす車座集会を開催。この場でも各地で議員定数や報酬、担い手不足が話題となった。

 山北町議会は来年4月の統一地方選挙で改選を控えている。前回は無投票だった。

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