神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
足柄版 公開:2019年1月5日 エリアトップへ

南足柄市市民団体 小水力の実験開始 “推譲”呼びかけ発電機を設置

経済

公開:2019年1月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
自治会長オンブズマンの会員=南足柄市役所
自治会長オンブズマンの会員=南足柄市役所

 南足柄市内の自治会長経験者でつくる南足柄自治会長オンブズマン(込山勉会長)が、農業用水路を活用した小水力発電の実証実験を開始した。約40万円の費用は趣旨に賛同した市民や企業の浄財を充てた。

 自治会長オンブズマンは2011年に発足した会員30人の市民団体。市政や議会の監視役など一般的なオンブズマンと異なり、防災や環境の分野で市政に政策提言などを行い自らも実践している。

 近ごろは農業用水路を活用した小水力発電の実証実験について検討し、市にも提言していた。

 市内には水路が張り巡らされているものの水利権や所有権などの課題があり、最終的に市役所内を流れる用水路の利用を市に打診して了解を得た。用水路を使用する農家4軒に打診したところいずれも快諾を受けた。

 昨年末に水路へ設置したのはプロペラ式小水力発電機=写真=で毎秒0・2から0・3立方メートルのわずかな水流でプロペラを回す。その動力で発電し蓄電池に直流電気を貯め、その電気を100ボルトの交流電気に変換してイルミネーションの点灯に使用している。

 市は「市民の皆様のチャレンジを支えるのが市が進める市民協働の基本。オンブズマンの皆さんには防災ハザードマップの作成にも深くかかわっている」と取り組みを歓迎している。

 込山会長は「賛同者が多く関心の高さを感じた。二の堰にも取り付けたい」と話している。

足柄版のトップニュース最新6

「健康」でライザップと協定

開成町

「健康」でライザップと協定

医療費抑制などを期待

4月20日

開成・大井で「移行」始まる

中学校部活動

開成・大井で「移行」始まる

足柄上エリアの状況調査

4月20日

仁王門100年ぶり修繕

延命寺(松田町)

仁王門100年ぶり修繕

開山550周年事業で

4月13日

「のるーと足柄」利用1万人

松田町

「のるーと足柄」利用1万人

運行開始から半年

4月13日

学習机の天板、町産材に

山北町立川村小

学習机の天板、町産材に

「町の林業身近に」

4月6日

車両損壊等が連続発生

松田署管内

車両損壊等が連続発生

3月末に被害が集中

4月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook