里山保全活動を行っている民間団体、大雄町花咲く里山協議会(山崎政行会長、会員数140人)が12月22日、南足柄市女性センターでそば打ち体験会を実施した。
使用したそばは協議会が8月に種をまき、10月に製粉した新そば。10月末に募集をかけ、市内を中心に約40人が集まった。その中には横浜国立大学が授業の一環で取り組む「かながわ里山探検隊」の学生の姿もあった。
参加者らは8グループに分かれて、そば粉と強力粉をふるいにかけ両手で混ぜ合わせてそば打ちに挑戦した。生地を折りたたみ、まな板の上にのせて切り分ける場面では慎重に包丁を使った。
試食会では協議会が事前に用意した地元野菜の天ぷらやたくわん漬けなども並び、茹でたてを冷たい水にさらしたそばとともに味わった。
続けて11年目に
参加した城川涼輔さん(横浜国大1年)は「そば打ちは初めて。そばを均一に切るのは難しかった。地元の人と交流ができて貴重な経験になった」と笑顔で話した。試食会には“そば通”の加藤修平市長も参加し、各テーブルを回りそばの出来栄えを試食した。「体験会を継続していることはとても素晴らしい。南足柄市の魅力を発信してもらっている。人の輪ができ、地域間の交流にもつながっている」と話した。
山崎会長は「最初はできるのかと不安もあったが事業を続けて11年目になった。皆に楽しんでもらえ嬉しい」と話した。
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