大井町金子の東福院(山地智裕住職)で1月7日、毘沙門天大祭が開催された。
日没後、参道は赤い提灯が点され境内には檀家や地域の家族連れが集まった。福木と呼ばれる大木の根に点火されると炎が空に向かって立ち上がった。ほら貝を吹き、読経をする僧侶十数人が炎を囲んで回った後、毘沙門堂で七難即滅、七福即生を祈る「福寿開運厄除祈祷護摩」が執り行われた。参拝者が見守る中、護摩を焚く炎を前に力強い読経の声が響きわたっていた。
上大井から歩いてきたという89歳と87歳の姉妹は「60年以上、毎年お参りしています。ご利益のおかげ」と話していた。
同大祭は東福院では江戸時代から続いており、地域の正月の風物詩になっている。
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