県立大井高等学校(為成雄司校長)の生徒会やボランティア部で活動する生徒ら6人が1月13日、東京都品川区の大井町駅前で開かれた「大井町産直マルシェ」に販売ブースを出店。大井町相和地域で収穫されたみかん115キロを販売した。
昨年10月から、大井町と大井高校、相和もりあげ協議会が連携して、高校生の「課題解決型ビジネス」を実践。社会で稼げる人材や担い手の育成、また地域貢献への意識の醸成を目的にプロジェクトを展開している。
みかんが特産の大井町では、農家の高齢化などにより収穫しきれないみかんの“残もぎ”に課題があった。10月に事業が始まり、11月にプロジェクト検討会を開催。12月25日には柳地区で収穫しきれないみかんのもぎ取りを実施し、高校生や教師ら9人が参加して250キロ収穫した。
大井町駅前の販売ブースには収穫時の写真なども展示し、「産地直送!甘蜜柑(かんみかん)」をPR。1キロ500円の値段設定も高校生が行った。この日、持ち込んだみかんは好評で全て売り切った。次回は同じ場所で1月27日に販売を予定している。
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