現職の半数が不出馬とみられ、新人候補の動きがみられなかった山北町議選(定数14)の立候補予定者事前説明会が2月20に開かれ、新人7人を含む14人が参加した。これまで新人の動きが見えず、大幅な定数割れが心配されていた。
現職は7人出席7人欠席
現職議員14人中、この日出席しなかったのは藤原浩氏、井上正文氏、原憲司氏、小栗直治氏、川村俊治氏、渡辺良孝氏、庄野京子氏の7人。新人は瀬戸伸二氏、堀口恵一氏、清水明氏、瀬戸智裕氏、和田成功氏、瀬戸礼氏、伊藤文孝氏の7人が出席した。
本紙は2月2日発行号で現職議員に対して出馬の意思を確認する取材を行い、そのときは「現職7人が引退の意向」と報じた。その時点で選挙管理委員会に立候補に関する問合せをした新人はいなかったが、報道後、何件かの問い合わせがあったという。
任期満了に伴う山北町議選の日程は4月16日(火)告示、21日(日)投開票の日程で行われる。説明会の参加者は立候補者数ではなく、この後出馬を決意する陣営が現れることもあれば、説明会出席だけで出馬に至らないこともある。
このままの状況で推移すれば、前回の2015年と同じく連続無投票の可能性がある。町長選を含めた無投票の連鎖を断ち切ることができるかどうかが注目される。
告示日の立候補届出者数が議員定数14を下回った場合は、候補者全員の無投票当選が確定するが、立候補者が11人以下の場合は再選挙が実施される。
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