大井町は2月14日、総額100億5100万円(前年度比3億400万円、3・1%増)の2019年度当初予算案を発表した。一般会計は59億2000万円(前年度比3億1000万円、5・5%増)。大手企業の撤退など法人税の減収が楽観視できない状態ながら、総額、一般会計ともに過去2番目規模の予算編成を実現した。小田眞一町長は昨年末の選挙で就任したばかりで、予算査定の終盤でとりまとめを行った。
「おおいきらめきプラン」は、2019年度で9年目を迎える。第5次総合計画の取りまとめにかかるとともに、第6次総合計画の策定に向けて動き出す年度にもなる。
主な新規事業としては、「協働」では、第6次総合計画策定の準備として、町民の意見やニーズの把握に努める。「環境共生」では、おおいゆめの里で、やすらぎ・いこいの場となる広場を整備する。都市計画道路金子開成和田河原線の県道711号から国道255までの区間について、施工ヤードの用地を買収する。
「安全」では、防災行政無線のデジタル化更新や、街頭防犯カメラの設置など。「健康・福祉」では、国民健康保険加入者を対象とした特定健康診査について、「無償化」を実施。未病バレー・ビオトピアでは、県や事業者と連携して未病改善に向けたスポーツイベントを開催する。小児医療費の助成対象年齢を「18歳まで」に拡大。高校生までの助成は、同町によると県内初だという。
「産業」では、60回目の産業まつりを記念事業として開催。「教育」では大井小学校の北棟改修工事の実施と、南棟改修工事の基本・実施設計も行う。総合体育館は、館内環境の改善や諸経費のコストダウンを目的とした改修工事を行うとともに、老朽化した設備を更新する。山田総合グラウンドはトイレの改修を行うとともに、駐車場の舗装工事を実施する。
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