寄 稿 元気な足柄を創るために 神奈川県議会議員 せとよしお
南箱道路に付加価値をつける‼
南足柄と箱根を連絡する道路(通称 南箱道路)の工事は平成31年度3月完成を目指して急ピッチに進められています。
2020オリンピック・パラリンピック前に供用を開始することがこの道路建設に課せられた使命です。
オリ・パラ前に箱根に通じる新しいルートができたということを認識してもらうことで足柄上地域に多くの人々を誘客することにつながると考えるからです。
残念ながら、南箱道路は、道路の構造から、観光バスなど大型の車両は通行することができません。
この欠陥を補う(おぎなう)ものが公共バスの運行です。路線バスは、地域に住む人々の利便性確保のために運行されるものです。公共バスの運行による恩恵は、地域の人々だけではなく、副次的に足柄地域に観光客を誘致する有効な手段になります。新松田や開成駅と仙石原をつなぐ新たな観光コースが開発されることを期待しています。
南箱道路にどれだけ多くの付加価値をつけることができるか、地域の知恵と行動力が問われています。
未病特区に新たな医療機関を‼
未病バレー、ビオトピアが開設され、足柄地域は、未病のメッカの様相を深めています。一方で足柄上病院と小田原市立病院の役割を分担して足柄地域全体として医療を充実していこうという構想がすすめられています。
しかし、未病にふさわしい医療機関については語られていません。例えば、最先端技術を持ったリハビリセンターを誘致することにより西洋医学と東洋医学のコラボなども考えられ、より、未病特区が実現することになると考えます。
河川整備計画に支川も‼
今、考え得る最大の降雨量を想定した新たな河川計画が酒匂川でも進められています。しかし、川音川や狩川などの支川がこの計画に含まれるかどうか予断を許さない状況です。
最近の水害の多くが支川の氾濫(はんらん)であることを考えると支川を含めた計画を立てる必要があります。そのことが地域の安心安全につながると確信しています。
今後ともよりよい地域を創るために皆様方の声を県に伝えてまいります。
瀬戸よしお事務所
南足柄市千津島65
【電話】0465・73・5105
|
|
|
|
|
|