南足柄市で子どもの読書活動支援などに取り組んできた「ひまわり会」の世話役で幹事を務める小澤佳代子さんと上野スズ子さんが5月30日、南足柄市役所を訪れ、読み聞かせ用の大型絵本(ビッグブック)を市立図書館に寄贈した。会の閉会の記念だという。
閉会を機に
「ひまわりの会」の前身は「南足柄子どものしあわせを考える会」。1973年に発足し、子どもの教育を考え各種講座などを開き活動してきたが、会員の高齢化などの理由で2000年に閉会した。その意志を継いだ会を「ひまわり会」と名付け発足させた。その後、同じく会員の高齢化などで閉会への道をたどり、残った会費で今回寄贈した本を購入したという。「市立図書館にはすごくお世話になった。最後に恩返しがしたかった」と小澤さんは話し、12冊の大型絵本を寄贈する経緯を披露した。
また「市立図書館がこれからも市民にとって人と人とをつなぐ大切な図書館になりますよう、会員一同、心より祈っています」と図書館への思いを改めて話した。
2人から寄贈を受けた加藤修平市長は「多くの方々の思いが込められた本をありがとうございます。子どもたちの幸せを作り上げ、女性の活躍の場を作っていただいた」と感謝の言葉を贈った。
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