「しあわせの花」や「世界三大花木」として知られ、青紫色の花を咲かせるオーストラリア産の「ジャカランダ」が、山北町岸(旧大山豆腐山北工場裏)で咲き始め、多くの人が一目見ようと鑑賞に訪れている=写真
「今年は例年に比べ、8本あるすべての木に花をつけている」と話すのは、今から19年前の2000年に苗を植えた石田貢さん(83)だ。石田さんは今も木の周りの草刈りをするなど環境を整え、毎年開花の時期を楽しみにする一人だ。近年は来場者が増える一方、木へのいたずらも多数、発見されているという。石田さんは「たくさん見に来て頂いてありがたいが、なるべく木には触れずに楽しんでほしい」と話す。見頃は6月20日前後で、7月10日頃まで楽しめそうだ。
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