湘光中学校陸上競技部の可児悠貴君(3年)が8月21日から大阪ヤンマースタジアム長居で開催される全日本中学校陸上競技選手権大会の男子800mに初出場する。
7月の県選抜陸上競技大会(三ツ沢)の男子800m予選レースで可児君は自己ベストを更新する1分58秒71を叩き出し全国大会標準記録の2分00秒50を突破。全中出場権を掴んだ。「どきどきだった。出場が決まってびっくりした」と振り返るようにレースは組2位だったため、会場で結果の速報が出るまで胸を高鳴らせていた。レース当日は、朝の感覚で「今日は行けるぞ」と手応えを感じながら挑んだレースだっただけに喜びもひとしおだった。
「全国で勝負できるように」
全中出場を掴んだ要因として可児君は「練習メニューが的確だった」ことをあげる。可児君は5月に出場した記録会で2分フラットで走り、選考レースではなかったが全国標準を突破していた。内田一輝顧問は「そのタイムを受けて、全中を狙える状態になったので標準記録突破に向けたメニューに切り替えた」とインターバル走などのタイム設定を上げたが「可児はほとんど設定タイムでゴールに帰ってきた」と目標に向け、日々トレーニングを積んだ。
「全国に出場するだけではなく、勝負できる大会にしよう」をテーマに、現在はハイレベルの選手たちに対応するため、他の部員たちにも協力してもらいながらスピードアップの練習に取り組む。全中を前に可児君は「サポートしてくれる先生、仲間に感謝している。全国では、まずは準決勝に進んで決勝のレースに残ること」と力強く語った。
足柄から2人が関東へ
可児君は7月20日・22日に行われた全日本中学校通信陸上競技神奈川県大会の男子800mでも2位入賞したことなどが評価され、全中直前に山梨県で8月8日、9日に行われる関東大会にも出場する。可児君は「全国に弾みをつけられる大会にしたい」と意気込む。
また、文命中1年の松永詩織さんも同大会の女子走幅跳で自己ベストを更新する4m54で3位に入賞し、関東へ。松永さんも「周りの選手のレベルが高いけど自己ベストを塗り替えたい」と闘志を燃やす。
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