松田町はこのほどマレーシアとの交流開始を発表。今後、同国からのインターンシップ生の受け入れを行うことをはじめ、留学生と町民が交流することで、両国の行き来をスムーズにできるような支援も行っていくという。期間は2年間を予定。
8月10日に行われた「こども夏フェス」の会場となった町民文化センター内で同町とマレーシア政府観光局との記者発表が行われ、交流開始を発表した。国際交流事業に積極的に取り組む同町は一昨年2人のオランダ国籍の職員と雇用契約を結んだことをきっかけに国際交流を本格的に開始した。
本山博幸町長は「インターンを活かして日本、そして松田町を知ってもらい、こちらからもぜひマレーシアに行きたいという町民を増やしたい。小さいことから大きなものに発展させていきたい」と話し、留学生のナルーさんも「松田町は東京と比べて緑も豊富で過ごしやすい。私はイスラム教徒なので一般の人と少し違いがあるけど、町民のみなさんはとても優しく、そしてリスペクトしてくれているのでうれしい」と話した。
早速、ナルーさんは会見後、マレーシアと日本との違いなどを映像を使って来場者に紹介し、会場に設置された交流コーナーで中学生以上の人を対象に英会話のワークショップを行った。ナルーさんは8月下旬まで松田町に滞在予定。
松田町では今後、年間で3度に分けてインターンを受け入れ、町民との交流や、小中学校などでも特別授業を行うなどの事業を計画している。
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