佐々木さん（左）を労う山本顧問
山北高校弓道部３年の佐々木俊さんが10月４日から７日まで茨城県で行われた第74回国民体育大会の弓道少年男子に神奈川県代表メンバーとして出場。近的で準優勝、遠的で４位入賞に貢献した。両種目ともに３人一組で競い、中でも準優勝した近的種目で佐々木さんは決勝までの４戦はすべて的を射抜いてみせた。
昨年４月から佐々木さんの指導にあたってきた山本和貴顧問は「誇らしい。私たちもとにかく故障だけはしないように気を配っていたので、無事終われてよかったね」と労った。
佐々木さんは最上級生になってから部長を任され、これまで以上に山本顧問にもアドバイスを求めながら日々鍛錬した。高校最後の大舞台で全国２位という結果に佐々木さんは「悔しいというのが本音だが、県代表の重圧を背負いながら自分の力を出し切れた」と晴れやかな表情で振り返った。
また、足柄地域出身の出場選手の結果は、陸上競技少年女子走り幅跳びで藤山有希さん（東海大相模３年・足柄台中出身）が３位、鹿児島県代表として出場した古谷拓夢さん（鹿児島県陸協・南足柄市出身）が成年男子１１０ｍハードルで６位にそれぞれ入賞した。
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