全国で広がりをみせている「100人カイギ」が開成町でも始まることになった。第1回は11月23日(土祝)。近隣で先行して行われている南足柄市、小田原市とは一味違うものにしようと、事務局が思案を重ねている。
開成町100人カイギは、開成町民(住民や開成町で働く人等)が交流し、開成町を盛り上げるためのスピーチイベント。5人の登壇者が10分ずつスピーチした後、1時間程度交流会を行う。20回(概ね月1回)開催し、登壇者が合計100人になったら解散する。これは全国統一ルール。「開成町の特色を見出したり、ユニークな人材を発掘し、何か新しい活動が始まったり、新たな交流が始まって、開成町がよりよい町になってほしい」と事務局では話している。
行政と連携
開成町100人カイギの大きな特徴は、開成町と連携していること。運営事務局メンバーは開成町生まれ、開成町育ちや、開成町に家を買い、子育てを始めた開成町民が中心。「自分の子どもたちが育つ町のまちづくりに自分たちも何かしたい」といった想いで参加している。具体的に何か始まったときに行政とも協働できるよう、開成町との距離を近づけておくことにしたという。
初回のスピーカーには府川裕一町長も名を連ねているが、「会議≠カイギ」の原則通り「固い話はナシ」。政策の話はせず、政治家になろうと思ったきっかけなど、個人的な話が披露されることになっている。第2回目は牧島かれん衆議院議員の登壇も予定されている。
初回の11月23日は午後2時30分から4時30分まで開成駅東口前の@ぷらっと・かいせい2階で開催される。参加費は交流会費込みで1000円。スピーカー5人は府川町長の他、富士フイルムの化粧品事業立ち上げを推進した中村善貞さん、おむつなし育児研究所長の和田智代さん、クラフトビール醸造所のガラパゴレーシング店長・長山一隆さん、開成町100人カイギの事務局から小野力さんが登壇する。
会場で新作ビール
当日はガラパゴレーシングのブルワーでもある長山さんが、この日のために新作ビールを作り、参加者に味わってもらう時間も設けられる予定。参加申込み・問合せは事務局【携帯電話】090・3043・6405へ。
「ゆるいコミュニティ活動」といわれている100人カイギは、全国統一ルールでじわじわと開催地を増やし、足柄地域では南足柄市が今年3月から始まっている。今月で9回目の「カイギ」を終えている。
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