東京国税局主催の酒類鑑評会で大井町の井上酒造(株)と石井醸造(株)が優等賞を受賞。両社が共に受賞したのは、今回が初となった。同局管内の製造場で醸造された清酒や本格焼酎、ビールなどを品質評価や製造技術研究会を通じて製造技術基盤強化や認知度向上のために行われている鑑評会。
3年連続受賞となった井上酒造は24酒造が出品した清酒燗酒部門で「箱根山吟から」、石井醸造は27酒造が出品した清酒吟醸部門で「曽我の誉」がそれぞれ受賞した。
11月11日には井上寛社長と石井孝典社長らが大井町役場を訪れ、小田眞一町長に受賞を報告した。石井社長は「私が記憶するなかでは初めて。井上さんと共に毎年受賞していけるように頑張っていきたい」と話し、井上社長も「食中酒の製造に力を入れてきたので今回は該当部門で受賞を受けただけに目指していたものが実現した」と報告。小田町長も「これから町としてもできる限り応援したい。まさに『協働』です」と讃えた。また、石井醸造は他の梅酒品評会でも「曽我梅林の梅酒」が日本酒梅酒部門で銀賞を受賞した。
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