スマートフォン(以下スマホ)の操作をしながら運転する「ながら運転」が原因となる交通事故が全国的にあとを絶たない現状を受け、12月1日から違反者の罰則が強化された。
改定された主な内容は、反則金が普通車が6千円から1万8千円、二輪車も5千円から1万5千円、原付車が5千円から1万2千円となるほか、違反点数も1点から3点に引き上げられた。
さらに事故を起こした場合は2点から6点に引き上げられるとともに、1年以下の懲役または、30万円以下の罰金が科される場合もある。
松田警察署管内でも近年、スマホの普及とともに「ながら運転」の検挙数が増加。ながら運転に伴う死亡事故は、管内では過去に発生していないが、罰則の強化が施行された1日以降も早速、管内で検挙者が2人出るなど、同署では今後も取り締まりをさらに強化し、ながら運転撲滅に努めるという。
同署交通総務課は「罰則は厳しくなったが、違反行為に変更はない。運転中のスマートフォンの利用は避け、安全な場所に停車してからの使用を徹底してほしい」と呼びかけた。
高齢者同士の死亡事故も発生
また、同署管轄内では11月25日に南足柄市内の市道交差点で高齢者同士が絡む死亡事故も発生しており、高齢者事故多発地域にも指定されている同市をはじめ、これから年末年始にかけて足柄地域全体の交通事故対策をより強化する方針だ。
足柄版のローカルニュース最新6件
|
|
催しいっぱいセンター祭り4月20日 |
|
|
|