足柄地域の各所で新年を気持ちよく迎えようと準備が進んでいるが、西大井自治会の「西大井ふくしの会」では15日、恒例のしめ縄づくりが行われた。20年目となった今年は15人が参加した。
正月飾りとして門松や破魔矢と一緒に飾られるしめ縄。会場となったのは西大井自治会館。餅藁を農家に作ってもらい、作業をスタートしたのが午後1時。講師の指導で作業を進め、午後3時にはしめ縄が完成した。
同会の安池範明会長は「昔は各家でしめ縄を作っていた。しかし、現代では購入することが多くなった。新しい年を気持ちよく迎えようという文化の継承、という側面と、コミュニケーションや笑いの必要性、居場所の提供という意味もある」と開催する趣旨を説明する。すっかり年末の恒例行事として定着したようだが、会場は熱心に制作に没頭するのはもちろん、笑い声も響くなど和やかな雰囲気の中で行われた。「今年も無事に過ぎた。また来年も、ということですね」と安池さんは微笑んだ。
足柄版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|