開成町社会福祉協議会に1月1日、初めてキャラクターが誕生した。その名も「みずたまちゃん」。開成町の人気キャラクター「あじさいちゃん」との関係性で、同会を広くPRしていく構えだ。
「みずたまちゃん」プロジェクトがスタートしたのは昨年夏のこと。社協の認知度を上げようと、同会スタッフの八代藍さんがデザインを手がけ、原案が完成。それを公開して、10月のチビッ子らんどフェスタで名前の公募を行った。多数の応募があり、その中から開成町在住の野田和花さん(小1)の「みずたまちゃん」が選出された。
開成社協はしずくの存在
開成町のキャラクターといえば「あじさいちゃん」が広く知られているが、あじさいの花を咲かせるためには水が必要となる。開成町は水が豊富なとこから、水の源となる『しずく』をイメージ。一滴一滴のしずくが集まり、やがて水となり、きれいな花を咲かせることになる。開成社協はそんなしずくの存在であるように、一人ひとりが手を取り合って、『誰もが住み慣れた町で安心して生活できるように…』という思いが込められているという。
上写真の「みずたまちゃん」はタテ21cm×ヨコ31cmほどの専用BOXの中で展示されることになっており、事務局のどこに設置するかは検討中だという。「イベント等で駆り出される場合は『出張中』と表示されます。子どもたちに見に来てもらい、社協の活動に少しでも理解してもらえれば」と話している。
今後PRには広く活用される見通しで、広報誌、名刺、封筒などへの印刷や、ツイッターなどのSNSでつぶやく等の利用も視野に入れているという。「広報誌では表情を変化させる案も検討しています。いつか着ぐるみ化する話が出てくるくらい愛される存在になってほしい」と期待を寄せている。
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