開成町は2月25日、総額105億5146万円(前年度比14億9434万6千円、12・4%減)の2020年度当初予算案を発表した。一般会計は60億8800万円(15億4700万円、20・3%減)。
全国的に人口減少、少子高齢化が進む中で、開成町では人口増が続き、子どもの割合が県内1位と高い水準を維持している。「新時代を歩むサスティナブル予算」と名付け、高齢化も視野に入れながら、子育て世代を中心とする若年層の定住促進のための取り組みを推進する。
主な取り組みの子育て環境としては、妊婦健康診査の費用助成額を引き上げる。産後ケア事業の対象者は1歳児未満の母子に拡大。デイサービス型のサロンを20回開催する。開成駅周辺には小規模保育施設を設置。町民センターにキッズライブラリーを開設する。子育て支援センターの機能強化も。
地域経済活性化については、駅前通り線周辺地区土地区画整理事業の推進と、協働のまちづくりの加速化として、「あじさいちゃん」を活用した町のPRを継続事業として行う。町民センターに町民活動サポートセンターを設置。図書館機能の強化を図る。農業振興補助金の創設も。
健康を守る取り組みとしては、近隣温泉施設を利用した運動教室の開催、学生を対象とした「朝食レシピコンテスト」を開催。文命中の改修など施設の老朽化対策を行う。
県内で行われる五輪観戦ツアーを実施。親子10組を招待する予定。詳細は確定次第発表される見込み。新庁舎の竣工や、北部地域拠点施設整備が完了する。
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