ブルーマルシェを主催する 清水 朋也さん 開成町在住 42歳
自由に、楽しく交流
○…開成町みなみの飲食店グロッタブルーの駐車場で毎月第2、4日曜に開催される「ブルーマルシェ」。店主として、7月から本格化するイベントの責任者の役割を担う。「地元の農家さんやモノづくりをしている人のお披露目の場を作りたい」と半年前から案を練り、このほど実現した。地元農家の野菜や果物をはじめ、雑貨、飲食などを店舗のスペースで販売する新たな試みに「どのような形のものでも良いので、自由に交流の場にしていきたい」
○…大和市出身。高校卒業と同時に接客業の道へ。これまで横浜のクイーンズスクエアのレストランやインターコンチネンタルホテルなどで勤務し、30歳の頃、ソムリエの資格を取得。修行の場として都内で10年以上務め、カリフォルニアワインを学んだことも。鎌倉のフランスレストランで店舗マネージャーを務めた後、「自分の店を持ってみたい」と現在の店舗にやってきた。自身初の県西エリアでの勤務に「来た時はこういう雰囲気の神奈川もあるのだとびっくりした。でも農作物やジビエなど食材の宝庫。小田原の海も近いし魚介も良いものが入る」とお気に入りだ。
○…趣味も食。休日の食べ歩きは楽しみながら腹を満たすことはもちろん、仕事につなげるための勉強も兼ねている。「なかなか行けないのですが、近くでおいしいと評判のところにも行ってみたい」と微笑む。
○…現在、マルシェの出店者も募っており、新型コロナの状況を注視しながら今後はフリーマーケットやライブ、アートの展示なども行いたい考え。さらなる発展に向け案は尽きない。「ジャンルを問わず、誰でも出店できて、誰でも来られるようなマルシェに」。新しい出会いの場が今、ここからはじまる。