開成町はこのほど、新型コロナウイルス感染症対策として、町内で活動する6団体が作成した幼児用布マスクを町内すべての3、4歳児に対し郵送で配布する。こども1人につき2枚計算で740枚(予備30枚)。
新型コロナウイルスなどの感染症対策において基本とされているマスク。現在では町中の店舗等でも入手できるようになっているが、町によれば幼児用マスク(およそ120mm×85mm)についてはまだまだ流通量が少なく、手に入りにくい状況にあるという。
マスクは正しいサイズを着用し、鼻と口の両方をすき間ができないように確実に覆うことで初めてその機能が発揮されることもあり、町では特に幼児のコロナ対策について検討を進めていた。
そこで今回、町子ども・子育て支援活動助成事業の特例措置として、町民との協働で取り組む感染症対策啓発事業を実施することに。町内の活動団体に布マスクの作成を呼びかけ、作成枚数に応じて補助金を交付した。募集で集まったのは▼えがおいっぱい応援団▼開成町消費者の会▼開成町婦人会▼ヒマチマ▼スマイルビーンズ▼放課後子ども教室スタッフ有志の6団体。作成枚数は740枚(予備30枚)。
町職員は「目標枚数に達するか不安でしたが、予想以上にお声がけ頂いた。町の子どもたちのためにという熱い想いを感じた取り組みになりました」と話した。各家庭に届くのは7月中旬ごろとなる見込み。
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