8月に入り、猛暑日が続き熱中症の危険度が増す中、足柄上病院の循環器内科部長兼地域医療センター救急部の清水智明医師にその注意点や予防のアドバイスを聞いた。
―熱中症の注意点を教えてください
今年は7月が梅雨の影響もあり、涼しかったため、8月にいきなり猛暑になったことに体が慣れていないことがポイントになります。通常、体が暑さに慣れるまで10日から2週間といわれていますので、特にこの時期は注意してください。
―高温の中でマスクを使用する際の注意点は
2メートルの距離がとれていればマスクは外してください。それが難しいようでしたらこまめにマスクをずらす、外すを繰り返し、口元に熱がこもらないように工夫することが大切です。
―新型コロナウイルスの影響で室内にこもる機会が増えていますが
高齢者や子どもは室内でも体温調整が難しいので、上手に冷房を使いましょう。また、ウイルス対策で換気する機会が増えてはおりますが、窓を締め切らず、適度に換気することも心がけてください。
―どのように予防したら良いですか
一般的に言われているこまめに水分を取ることが大切です。水分を取るタイミングは喉の渇きを感じてからでは遅いこともあるので、特に注意が必要。高齢者の方は、必ず250ミリリットル〜500ミリリットルの水分補給をしてから外出することを心がけてください。
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