６月30日から改正道路交通法が施行され「あおり運転」と呼ばれてきた運転行為が『妨害運転罪』として明文化され、罰則強化された。
具体的には次のような行為があおり運転になる。【1】対向車線からの接近や逆走【2】不要な急ブレーキ【3】車間距離を詰めて接近【4】急な進路変更や蛇行運転【5】左車線からの追越しや無理な追越し【6】不必要な継続したハイビーム【7】不必要な反復したクラクション【8】急な加減速や幅寄せ【9】高速自動車国道等の本線車道での低速走行【10】高速自動車国道等における駐停車。
罰則の内容は次の通り。前述の行為の妨害運転（交通の危険のおそれ）は、３年以下の懲役又は50万円以下の罰金、違反点数25点、免許取消し（欠格期間２年※前歴や累積点数がある場合には最大５年）。前述の行為に加え、高速自動車国道等で他の車両を停車させるなど、道路における著しい危険を生じさせる妨害運転（著しい交通の危険）は、５年以下の懲役又は１００万円以下の罰金、違反点数35点、免許取消し（欠格期間３年※同最大10年）。
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