県立大井高等学校(大井町西大井)で12月1日、株式会社ツクイの職員を招いた入浴介助の体験学習が行われた=写真。同校には、選択授業として「福祉」があり、この日の学習は3年生の自由選択授業の一環。選択した5人が座学と実習に参加した。
外部講師による実習等は同校の特色の一つで、例年3回程度実施していたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で実施が困難に。そこで今年は事業者らの協力を受け、学校に出張してもらうことになったという。
介護スタッフが防水マットと専用浴槽を設置し、適温に調整すると訪問入浴サービス体験がスタート。講師のスタッフたちは、利用者役の生徒をベッドの上から浴槽へ移動させると、洗髪時の注意点、タオルの重ね方、お湯の流し方などのポイントを説明した。對比地晃教諭は「将来、福祉業界を志望する生徒もおり、仕事の一部に触れる貴重な機会になったのでは」と話した。
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