開成町の重要文化財・あしがり郷瀬戸屋敷でこのほど、母屋の茅葺屋根のふき替え作業が行われた。2001年度の大規模改修以来、約20年ぶり。町が進める4カ年計画の一環で、次年度以降も順次実施する計画だ。
20年度分は12月上旬から下旬にかけて、西妻側の屋根およそ68・4平方メートルの茅が取り換えられた。町によると工期は当初1月までを予定していたが、天候に恵まれるなど予定よりも早く作業が進み12月中の完了となった。
21年度は北側が行われる予定だという。町の担当者は「新旧の茅の色の違いを楽しめるのは、ふき替え後しばらくの間のみ。今だけの景観を楽しんでもらえれば」と話している。
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