県立足柄上病院(松田町・牧田浩行病院長)が6月から地域医療支援病院になる。
地域医療支援病院とは、医療施設機能の体系化の一環として紹介患者に対する医療提供、医療機器の共同利用等を通じてかかりつけ医等を支援する病院のこと。患者紹介率、救急医療の提供など一定の要件を満たす病院に対して都道府県知事が承認している。
これに伴い、紹介状を持たない初診の人(初診時選定療養費5500円)、同院から他の医療機関を紹介した後に、本人希望で紹介状を持たずに同院を再診した人(再診時選定療養費2750円)は診療費と別に、それぞれ定額の負担金(選定療養費)が発生することになる。ただし、救急搬送された人、同院の他の診療科を受診中の人などは対象外。
同院は「地域の医療機関へ積極的な支援を行うことで、地域全体の医療サービスの向上を図ってまいります。ご理解いただきますようお願い申し上げます」と話している。
問い合わせは同院医事課【電話】0465・83・0351。
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